2キロ弱の大峰山トレッキングをこなすと洞川の水場に辿り着く。
ベースキャンプの目前、もしくは目と鼻の先という位置に川が存在しているわけではないので、水が視界に入ると落ち着かない犬を帯同している身としては理想的である。数十メートル級の倒木が平気で狭い獣道を遮断していたり、石の斜面が苔に覆われているところでは滑り落ちたり、と命に別状のない(たぶん)程度のアクシデントはたまに起こったりするものの、泳げるポイントまでの数往復が人間、犬共々結構な運動にもなる。
昨日は生後5ヵ月足らずのヱヴァンくんがこの修行に初参戦。

ホワイト・ビヨルキスのヱヴァンくん、水にも他犬(すべてメスだけど)にも臆することなし。
パパさんにライフジャケットを着せてもらいつつ、器用に耳に付着した水をレンズにヒットさせてくれた。その水滴が映り込んじゃってる失敗写真だけど、耳が可愛いので採用。

そして、ケビンパパさんによる渡り蟹(ガザミ)のパスタ。もはや素人料理をはるかに超越した、鮮烈のテイストに各人唸りっぱなし。この季節に想像するのは難しいんだけど、涼しい夜だったらちょっと残しておいて甲羅酒ってのもアリなんでしょうか?

妙にバタくさいプラムちゃんとクーの写真。遊び心など微塵も考えない、オーセンティックな海外の単犬種カレンダーの写真みたいでしょ。↓

と、泳いで、食べて、歩いて、滑り落ちて(一部のヒト)、の楽しい週末だった。

シェヴァちゃんち提供のプール(場所もだけど)にて、ヱヴァン号(くん)の進水式が開催された。
水と生まれて初めて対峙するフラットを見られる機会もそうない。
とはいえ、物理的・精神的安全面を考慮しての泳げない深さが必須であったため、シェイクダウンといったところ。とはいえ、ホントに楽しそうに弾んでいた。
これから、あっちこっち連れて行ってもらって、たくさん泳ぎましょう。

土曜日は川へ。
ベースとなるキャンプ場では、木陰を利用してタープを割愛する横着ぶり。
以前よりはるかに積載量の大きいクルマにスイッチしたにもかかわらず、ミニマム志向はゆるやかに加速するばかり。
そんなことにはカンケーなく、クーは泳いで泳いで泳いで。
休日。雨。
古いアルバムをひろげてみたりもせず、テーブルクロスをかえてみたりもしなかったけれど、ラフにパエリアを作ってみたりはした。

ティピティピ タプタプ
Rain drops fallin' on my hert.
さらに雨が続くので、ブラッシングしてみたら・・・

大量に抜けた。
まだ、雨。

ケビン君家に
ヱヴァン君がやって来た。
プラムちゃんや
シェヴァちゃんの親戚で、素直で天真爛漫な印象に溢れるフラットの男の子なのである。可愛すぎるパピーだけど、大きくしっかりした四肢がやっぱり男の子だ。
これからいろんな経験をし、またさせてくれる幼い黒が弾む光景はいろんな意味で「今」を実感させる。
ずっと、元気に弾み続けて欲しい。
「ヱヴァン」名の由来を、パパさんから伺った。
ジャズに対してそう造詣の深くない僕でも、よく聴くアルバムが数枚ある。その中の一枚、1959年に録音された
ビル・エヴァンス(BILL EVANS)の「ポートレイト・イン・ジャズ(PORTRAIT IN JAZZ)」。
このアルバムは「サンディ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード」なんかと同じくリバーサイド・レコードからリリースされており、ドラマーのポール・モチアンとベーシストのスコット・ラファロをメンバーに迎えた伝説のピアノトリオで収録した点も含めて非常に人気が高いらしい。
「枯葉」が2テイク入っているうちのCDにおいては、9曲目に収録されている「いつか王子様が〜Some Day My Prince Will Come」のタイトルが今のKevin家にぴったりだと思ったりした、ヱヴァン君との初対面の日だった。
(クーは家で留守番させたため、ご挨拶は先送り。)

そしてまたしても、Kevinパパさんによる豪奢な料理を堪能させていただいたのでした。